昨年7月後半の連休2日目に、 90式戦車車長席解放イベントに行ってきま した。連休ということもあり、やはりイベントホールは沢山の来館者で にぎわっていました。
前回も書きましたが、りっくんランドは人気があるんですね。90式のイ ベントは整理券が配布されていました。20分間隔の入れ替え制です。
右の写真が、筆者が戦車車長席より望むイベントホールです。見 た目より地上高があります。来館者の身長と比べていただくとわかり ますよね。
90式戦車内にも入りましたが、とにかく狭いです。屈強な隊員でも、小 柄な方でないときついでしょうね。見た目ではなく、この90式に搭乗し て行動することが、いかに大変で訓練された隊員に限られるかが実感 できました。
砲手用照準潜望鏡
※これは展示されているものです。
南極大陸は、周辺の棚氷を含めると日本の37倍の面積があります。この広大な大陸は、平均2,450mの厚さの氷床で覆われており、一番厚い所では約4,000mもあることが知られています。もし、南極の氷が融けると海面が現在より70mも上昇し、東京をはじめ大都市はすべて海の底に沈んでしまいます。
南極地域観測について興味をもっていただこうと、「しらせ」乗員が輸送業務の合間を見て、昭和基地近くの氷山(南緯69度00分、東経39度37分)から切り出し、持ち帰りました。
この氷は数万年前に南極大陸に降った雪が固まったもので、白く濁って見えるのは、積雪が生じた当時の空気が含まれているからです。
耳を近づけると、気泡が数万年前の抑圧から解放され、再び大気に戻る瞬間の心地良い響きが聞こえてきます。
「しらせ」の氷採取は、「自衛隊法第100条の4」で規定されているほか、「南極の海洋生物資源の保存に関する条約」により認められています。
(資料展示より)
実際に見てみると、白濁しており水道水のものと比べて、融けにくい感じがしました。融けたら展示終了となってましたが、1日は保ちますよ。
数万年前の気泡が含まれているなんて、ロマンを感じますね。
春に来た時には、準備はされていましたが、展示はされていませんでした。
今回のイベントに合わせたかどうかはわかりませんが、イベント広場に展示されていました。