新感覚エアガンムック「COMMAND（コマンド）」オフィシャルサイト

本体左側にあるマガジンキャッチボタンを押してマガジンを抜き取る。使用しない場合は、マガジンを本体から抜き取っておこう。こうすることで事故を未然に防げる。

KSC社のグロックは、コッキングしておかないとスライドを分解できない。スライドを引いてコッキングしよう。

スライドの左側にあるセレクターレバーをセミオート・フルオートの中間の位置に合わせる。この位置にしておかないと、スライドは外れない。

この位置が分解のためのポジションだ。この位置以外では、セレクターが作動してしまい、スライドを外せない。スライドが外れない場合は、この位置を確認してみよう。

左手でスライドリリースレバーを指で押し下げ、スライドのロックを解除し、右手の親指でスライドを前方に押す。

ロックを解除すれば、スライドは簡単に前方に引き出せる。もしスライドが外れない場合は、ムリに外そうとしないで、はじめからやり直してみよう。

スライドからリコイルスプリングガイドを取り出す。スプリングガイドには衝撃を和らげるための緩衝材が付いている。この部分が引っ掛っているので、慎重に取り外そう。

バレルユニットをスライドから取り出す。バレルユニットは、チェンバー側より押し下げるようにすると簡単に抜き取れる。

取り出したバレルユニットよりインナーバレルを抜き取る。インナーバレルは固定されてないので、チェンバー側から簡単に取り出せる。

布を巻きつけたクリーニングロッドに、バレルクリーナーを滲み込ませる。たっぷりと滲み込ませるようにしよう。

クリーナーを滲み込ませたロッドをインナーバレルに通す。汚れがひどいようなら、布をキレイなものに交換してクリーニングしよう。

綿棒にクリーナーをたっぷりと滲み込ませる。綿棒は、薬局や100円ショップなどで扱っているので、掃除用に用意しておくと便利だ。

クリーナーをつけた綿棒でハンマー周辺をクリーニングする。綿棒なら、分解することなく隅々まで洗浄可能だ。

スライドも同様にクリーニングしていく。汚れた部分をクリーニングすることで、つねに安定した性能を発揮できる。

汚れをキレイに取り除いた後は、可動部分にシリコンオイルを塗布する。オイルを吹きつければ、動きはスムーズになる。オイルを使用する際は、必ず専用のものを使おう。

クリームタイプのグリスを使用する際は綿棒が便利だ。使用する分だけをすくい取って使う。ティッシュと違って固めなので、すり込んだりもできる。

ハンマーやシアなどの部分は、クリームタイプのグリスを使用すると、スプレータイプに比べて持ちも良くなる。

マガジンも忘れずにクリーニングしよう。フォロアーの部分は、特に汚れが溜まりやすいので、小まめにクリーニングしておこう。

放出バルブのようにパッキンの使われている箇所にはシリコンオイルが有効だ。オイル切れはガス漏れの原因となるので、定期的なメンテナンスを心掛けよう。