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『ダイ・ハード4.0』

『ダイ・ハード4.0』

STORY


「NYPD(ニューヨーク市警察)総合テロ対策班」に身を置くジョン・マクレーン警部補(ブルース・ウィリス)は数々のテロ事件を解決してきた英雄である。しかし長年連れ添った妻・ホリーと離婚した今、愛する子供たちとも離れた孤独な毎日を送っていた。 ある夜、マクレーンは美しい女子大生に成長した愛娘ルーシー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)と久々に対話しようと試み、管轄外のニュージャージー州まで押しかけた。しかし娘がボーイフレンドと一緒の所を目撃してプッツン! またしてもルーシーとの空気は険悪なものに。 一方その頃、ワシントンDCのFBI本部は全米の交通、通信、水道、原子力などのあらゆるインフラを監視する最重要コンピューターシステムを何者かがハッキングした事実を突き止めた・・・ 映画の詳細はこちら



解説


『ダイ・ハード』シリーズの過去3作品では、主人公=ジョン・マクレーンの愛銃はベレッタM92Fだった。同じく大ヒットした『リーサル・ウェポン』シリーズと並び、 M92Fの世界的な人気に大貢献した作だと言われている。
ところがこの『ダイ・ハード4.0』では彼の携帯するデューティ・ガンがSIG P226Rに変わっていた。これは本作のイメージ画像やポスターが発表になった時からちょっとした話題になっていた。

序盤、マットのアパートでテロリストに急襲される場面で、早くもマクレーンのSIGが火を噴く。演じるブルース・ウィリスが左利きなのでグリップも左手で握り、両肘を突っ張らかして構え、やや顔を背けるような感じで狙う、独特のスタイル。『ダイ・ハード』シリーズの新作が公開されるたびに、鏡の前で愛用のトイガンを構えてこのポーズを真似するマニアは相当いそう(笑……もちろん私もです!)である。

そしてマクレーンは撃つ時、1発や2発ででは済まさない。決まって “ドドドドドドドーン!”と5〜6発を「ホーズ」する。
ホーズというのは「ホースで水を撒くように撃つ」の意味で、とにかくその辺に向けて目一杯銃弾を叩き込む撃ち方の事だ。マクレーンは『ダイ・ハード』1作目の時からこのう撃ち方で窮地を何度も切り抜けてきた。装弾数15連発のベレッタM92FやSIG P226Rならまさにうってつけの射撃法なのだ。もちろん、薬莢が派手に飛び散るアクションは映画的にもマル♪

対して、マクレーンが立ち向かうテロリストたちは『〜1』からこの『〜4.0』に至るまで、まぜかH&K社製の銃器を手にしているケースがじつに多い。しかし今回、この序盤のマットのアパートでまず登場するのはレティクルが光る夜間用スコープを搭載し、カーボン繊維性の円筒形ハンドガードが目にバッチリ焼き付く印象を残す「SPR仕様、Mk12風」のM16系スナイパーライフルである。敵は最新&最強の装備、というのがシリーズにほぼ共通した展開だ。

そして野外ではやはりH&Kが登場! しかもM900グリップライトにC-moreダットサイトが付いたG36CとUMPのペアである。貫通力に優れた「.223」と、撃ち易さとストピングパワーを優先した拳銃弾。この弾薬の違いを活かしたコンビネーションを見せてく れるのか? と期待させた。


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「ダイハード4.0」
CAST
●ブルース・ウィリス
●ジャスティン・ロング
●マギー・Q
●ティモシー・オリファント
●クリフ・カーティス
●メアリー・エリザベス・ウィンステッド
●ケヴィン・スミス

STAFF
● 監督:レン・ワイズマン

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