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ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記

NATIONAL TREASURE:BOOK OF SECRETS
ナショナル・トレジャー 1865年4月14日。後世の人々を震撼させる「リンカーン暗殺事件」当夜。実行犯ジョン・ウィルクス・ブースとマイケル・オローリンの2人組は、酒場の奥で歴史学者トーマス・ゲイツにある暗号の解読を依頼していた。そこに敗北した南軍を復興させ、逆転勝利に導くに充分な力を持つ莫大な財宝のありかが隠されている事を察知したトーマスは暗号の書き込まれた日記帳の一部を破って暖炉に放り込むが、自らも犯人らの凶弾によって一命を落とした。

歴史学者にして冒険家のベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)とその父親パトリック(ジョン・ヴォイト)は、“アメリカ史上最大の謎”とされる「リンカーン暗殺者の日記」についての講演を行なっていた。彼らの先祖トーマスの咄嗟の機転と勇気によって現在のアメリカが守られたのだ、という主張に拍手を送る聴衆たち。しかし突然、ウィルキンソンと名乗る男(エド・ハリス)が立ち上がり、 暖炉の中に燃え残っていた日記のページを持っていると言い出す。しかもそこには、なんと真犯人としてのトーマス・ゲイツの名が記されていた。

名誉の家系から一転、「リンカーン暗殺の首謀者の末裔」になってしまったゲイツ父子。祖先の名誉を取り戻すため、ベンはかつての相棒で天才ハッカーのライリー(ジャスティン・バーサ)や、国立公文書館の責任者であり、またいまや破局寸前となった恋人でもあるアビゲイル(ダイアン・クルーガー)らにも協力を仰ぎ、日記が意味する真実を追う事に。彼らは時には証拠の断片を地道に調べ、時にはアッと驚く大胆な手法で、「自由の女神」、「バッキンガム宮殿」、「ホワイトハウス」といった歴史的建造物に隠された“過去からの挑戦”たる難解な暗号を次々と解読し、新しい証拠を発見してゆく。その過程では別れてから34年という、ベンの母親エミリー・アプルトン博士(ヘレン・ミレン)と父親パトリックとの気まずい再会があったり、アメリカ政府を陰で操っていると言われる秘密結社「フリーメイソン」の幹部でもあるFBI捜査官セダスキー(ハーヴェイ・カイテル)の追及を交わしたり、時には情報を貰ったり、という駆け引きも。

やがていよいよ真実の核心に迫ろうという時、歴代の大統領が秘匿し続けてきた“究極のタブー”がベンの前に立ちはだかる。それは合衆国大統領のみが閲覧を許された「大統領の本」と呼ばれる機密文書。合衆国大統領が就任時に前任者から直接手渡され、本人しかその内容を見ることは許されず、隠し場所も決して他人には教えない、という、究極の機密文書だった。そこに書かれた内容を見る方法は唯一つ、大統領を誘拐・拉致して本人から隠し場所を聞き出すしかなかった。

遂にその「国家的犯罪」に手を染めたベン・ゲイツと仲間たちは、いまや国防省、FBI、CIA、全てから指名手配され、追われる立場になってしまっていた。いっぽう、ベンの両親を人質に取ったウィルキンソン一味。彼らが目指す最終目的地は、マウントラシュモア。狂乱のゴールドラッシュの時代、黄金を求めて押し寄せる白人と「何か」を護ろうとしていた先住民の、悲惨な歴史が刻まれた 土地の上に、まるで何かを隠蔽するかのように4人の大統領の肖像が彫刻された山。そこには何があるのか……?


監督/製作:ジョン・タートルトーブ
製作:ジェリー・ブラッカイマー
出演:ニコラス・ケイジ、ヘレン・ミレン、ダイアン・クルーガー、ジョン・ボイト、ハーヴェイ・カイテル、エド・ハリス、ジャスティン・バーサ、ブルース・グリーンウッド2007年/アメリカ映画/原題:『NATIONAL TREASURE:BOOK OF SECRETS』/配給:ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン

12月21日(金)全世界同時公開


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©2007 DISNEY ENTERPRISES,INC.AND JERRY BRUCKHEIMER,INC.
※2007年12月付けの情報です。


戻ります。
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